料理って??  年に数回、ウイークエンドに 自宅3階のバルコニーデッキにあつらえたバーベキュー・テーブルに子供たちとか 仲間が集まる時くらいかな、料理するっていうのは、それもどちらかというと豪快、ワイルドなアウトドア・クック。でも、それなりのおいしさがファミリー、友人達には受けているようだ。 でも、‘料理‘とは言えないかもしれませんね。それでも、たまにはキッチンに立つことも。なにか簡単な料理をと。で、食材を切ったり、準備をしていて . .   . 

目の前には まな板と包丁、そして 食べようとキープしていた甘そうなトマト。「さぁ― どう切ろうか?」

「いま キッチンに立って 何を作ろうとしているの?」 「他の食材は?」。先ずは何から何を?  どのようにして? この食材 どう切ろうか? 調味料は? 調理手順は? 「これって料理?」ふと 想う。 何と何をどのように? 決まった手順で、というのではなく、なんとなく、なりゆき任せの創作??     それっておそらく、ホワッと思いつきで描くイラストと同じ?? アート指向のクッキング? でもまてよ、、レストランのシェフが作る料理は、`アート`というよりは、`デザイン` 行為に近いのでは? プロの仕事なので計画的で持続可能なプロセスでありビジネスとして成立しなければならない。

フレンチ料理のあの微妙な味、盛り付け方、繊細さ、綺麗さ、印象的な飾り方。フレンチシェフはもはや ‘芸術家‘ なのか? いや、‘フードデザイナー‘ ということにしておこう。 いずれにしてもプロとして生きるには、成果に対するプロセスと結果から得られる収入の持続性が求められている。 しかしであるが、好きなことをして食べていけるようにみえて羨ましくも思ったり、そしてプロとしての勇気もそなえた職業に ‘憧れ’ を感じます。カウンターごしにみえるシェフってカッコイイ! ところで、‘料理‘ の字句を辞書でみると、‘料‘ の文字は 字の通り ‘計る‘ の他に、‘推しはかる‘  の意が。そうか? そうなのだ。 まだ不確かで解らないことを ‘推しはかる‘ の意味が。 もっと人を喜ばせられる楽しさを、そうした価値を 推しはかる ‘‘意‘‘ が。 そうか、デザイン行為とは、現時点ではその製品を使っていない人たち(プロフェショナルを含め、そうした多くの生活者)にOKをいただくことなのではと。 その結果が、作る人、使う人、双方に満足感を感じる仕事といえるのでは。 

これからも、そうしたよい案件を期待し、クライアント / そのエンドユーザー ともに満足してもらえるようなデザイン・プロジェクにチェレンジしていきたいと思う。 そんな仕事・新プロジェクトを期待して . . . . .

家庭での料理は デザインなのか、それとも アートなの?         著名シェフのそれは アート なのだろうか? それとも ??