「便利〜!」
「なーるほどね。手を汚さなくていいわけね。」

デザインするということは、日ごろ 毎日の生活の中でモノ、コトを、第三者すなわちユーザー側の立場を考慮し、そしてプロダクトデザインとの密接な関係性を考えることがよくあります。
例えば、何曜日は何々のゴミ出し。区市町村によって違いがあるでしょうが、ペットボトルは綺麗に洗って、キャップを外し、等々。その、ペットボトルの再利用のアイディアを紹介します。

JIDA(日本インダストリアルデザイナー協会)には、「エコ・デザイン展」という活動があります。 2015展で発表したFresco GARDEN というアイディアは如何かと。現在、製品化され購入出来る “優れもの”。ペットボトルの透明性が故、中味の確認が出来るという大事な機能。

ガーデニングでは、肥料、種の保存。小動物愛好家の飼料保管、その他 日本画家には岩絵の具、砂絵描きの愛好家が。プラスチック製の、ある種キャップなのですが、これの機能が面白い。”漏斗” という機能を持たせ、あの狭いペットボトルの口へいろいろなものを注入し、収納し、なおかつ、注ぎ出すという機能の代物!

もう一つは小型のFresco KITCHENは完全密閉できる蓋機能付き。なのでキッチンでは乾物のマメ類、小粒乾燥品、食品のみじん切り等の収納にとても便利です。 特にユニークな用途としてネギのみじん切りを冷凍保存しておきますと朝時間のないときなど、みそ汁、納豆、冷奴などに Fresco KITCHENをフリフリするだけでOK。
その使い道はユーザー次第。こうした柔軟な解決策は、モノをデザインするうえで大事な視点では。

デザインのちょっとした工夫で毎日の生活を “サーフ” する。